2017年9月16日土曜日

海で拾った水晶3

休日を使って、前回よりもさらに上流エリアを探索します。目指すは水晶の原産地点の特定です。

写真の道は良い砂利道ですが、これより前のエリアはほとんど廃道状態、直径30cmほどの倒木をどかしながら車で上がってきました。電波はとっくにありません。

砂利道も無くなり車を降りて徒歩で進みます。途中、ビールの空き缶が。賞味期限は「9904」1999年4月か。周辺にも上流にも人家はありませんが、何らかの人の営みを示す遺物です。

すでに道はありませんが、今度はビンが。くびれ部分に不思議な出っ張りが付いてます。そんなに古くも無いような気がします。多分10数年前くらいの物か?ガラスと陶器はほんとによく残ります。

川に出て水晶1個発見!透明度はいまいちですが、サイズはまずまずです。ここはすでに道も無い完全に山の中です。

ひたすら進みます。まだ玉砂利と土が堆積している「川」ですね。

水はとても澄んでいて冷たいですが、魚は居なくて水草も苔も生えてません。水も妙に青い気がしますが、まさか鉱毒まじりか?
明瞭に石英帯が見える石もあまり落ちていません。途中にたくさんの枯れ沢があるので、産地はそのどれかかもしれませんが、とりあえず本流を進みます。

1kmほど進んで川底が岩盤の沢になりました。石質は前回拾ったサンプルに近いです。このへんは所々苔生えてて、滑りそう。ヘルメットかぶってこれば良かった(汗)
やっぱり通り過ぎてきた途中の枯れ沢が怪しい。

急カーブでは水深が一気に腹まで。底も岸も完全にひとかたまりの岩、巨大な灰色の岩盤の表面を水流が削ってできた地形です。

直前の14連勤の影響でそろそろ疲れが……。衛星写真では写らない地表状況が分かったし、良しとして引き返すことに。
帰りに斜面の上に小さい石組みが見えたので、谷から上がって見ると更に石組みの構造物が。何だあれ?

接近してみる。後から炭焼き窯の跡だと分かりました。しかしここは相当な山奥です。昔は車道があったのか?それとも馬か?まさか徒歩で炭全部運んでたのか?


中はからっぽ。石組みの幅が広いわりに穴は小さいです。

 周辺を探索すると遺物が。右:養命酒、中:磯志゙まん、左:不明。「磯志゙まん」は現在の「磯じまん」海苔の佃煮のご先祖ですね。キャップはスクリューではなく王冠式のようです。美しい!

「AKADAMA PORTWINE」の王冠と割れたビン口。赤玉ぽるとワインって1970年代の物か?
一見ただのごみですが、これらも操業年代を推定する貴重な手掛かりになります。


近くに道の跡がありましたが、少し進むと完全に分からない状態で、今回は渡渉に備えて装備も少なく、これ以上は道迷いの危険がある為ここで引き返しました。
しかもこの2kmほど先の尾根を越える方向に向かっています。なぜわざわざ山越えルートに道を(汗)

徐々に大きくなる水晶、どこかにある鉱山、思わぬ人工物の出現……このエリアは奥が深そうです。次の探索はまたいずれ。

2 件のコメント:

  1. お忙しい中、探索にブログに精力的に活動なさってますねー。
    今後の更新も期待しています(とくに穴のほう)

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    1. 〉南紀の山のどこかで 様
      ご訪問ありがとうございます!
      山歩きと違って穴はまだまだは不慣れですが、ジワジワとやっていきたいです(*´▽`*)

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