2017年10月21日土曜日

高津気の北側坑口~攻略編~

那智勝浦町高津気の廃鉱山、前回の坑口捜索にて発見した北側坑道。日を改めて今回は軽探索編……のはずが、いきなり攻略編です(^_^;)

台風が向かってくる前、この日は風雨が緩んだので、予定より早く行ってきました。


前回発見の坑口を中から振り返って。下の簡易地図の黒い矢印のとこです。

入って15mほどは土砂が坂になっていて、登った突き当たり左に横穴が2つ。うち1つは接近できない急斜面にあるので、もう1つから奥へ。


横穴に入る直前の所から坑口方向を見下ろしたところ。乾いた砂が滑りやすくてちょっと危険です。


横穴を抜けると広い空間が。地図「1」の場所です。高い所で天井まで5mほど、南北長さ20mほどです。

初公開、当ブログ管理人の”やまたん(山探)”の後ろ姿は、三脚を使った自撮りです。軽探索の予定だったので軽装備です(^_^;)

この空間の南側には坑道が。早速入ってみます。


枕木が立てかけてあって、10mくらい進むと……


ズリと粘土が斜坑みたいになってました。というか元から斜坑か?天井低くて四つん這いで進みますが、コウモリさんの落とし物が大量に落ちていて……il||li (OдO`) il||li


一番上は大きなホールで、物凄い量の粘土が積み上がっていますが、どうも斜面の頂上側から大量の粘土層が崩落したように見えます。

全体的に乾き気味で、足にまとわりつくことは無かったです。


ホールのすみ、地図「2」の場所にちょっとだけ隙間が。一瞬、わずかに空気の流れを感じたような……気のせいか?

「1」の広場に戻って北へ。すぐに明かりが見えてきました。

「3」の坑口です。外は崖、道は無いように見えました。

そのすぐ近くには横穴が。入ってすぐに左右に分岐してて、左側が……


斜坑「4」。のぞき込むと下の方が少し明るくなっていましたが、水が流れているうえに手掛かりがないので、ロープが無いと進めません。

けっこう深いので、地上近くのどこかに開口してそうです。

分岐の右側を進みます。枕木コロコロ。


途中の小崩落部分の右側が、最初の広場「1」に繋がっています。直進してさらに奥へ。


枕木には、錆びで膨れて元の形が分かりませんが、犬釘かボルトが残っている物もありました!初めて見た(^o^)


ついに分岐が。いよいよ本格的になってきました~!(≧∇≦)

まずは右へ。


粘土で埋もれて行き止まりでした(;´Д`)
地図「5」の所です。

ちょっとがっかりしつつ分岐へ戻ると、ヘビさん発見!∑(OωO; )

長さ30cmくらい、無毒のジムグリかと思われます。

自分の場合、ヘビさん遭遇率はやや高めです。


さらに先へ。なんかレンズの上の方だけ内側が曇ってきて、拭いても取れない(-ω-;)


こっちも行き止まりやないかい!そりゃ無いよ~期待してたのに~(T_T)

ズリに埋もれてホッパーが。地図「6」。はっきり風が吹き出してきますが、どうにもなりません。

ズリのふもとに金属片が……。


こっ、これは!もしかして、レールとレールを繋ぐ部品では!?(@_@)

……違ったらごめんなさいm(_ _)m


戻る途中でヘビさん観察20分。ねぇねぇ、どっか別の道知りませんか?(´o`)


さらに戻る途中で……何も見なかったことにします(^_^;)




…。

………。


……………どうするよ~!?(;´Д`)
まだ入坑して1時間もたってないじゃなイカ!?

あっけなさすぎる。いや、そんなこと言ったらせっかく中見せてくれた山の神様に失礼だけど、入口も広場もデカいからてっきり長大坑道が、とか妄想してたから……(´;ω;`)


………キュピーン!💡
あれをやるしかねぇ!!


     
「2」の隙間に急行。今日は探索装備「スコップ」を持って来てたんだおー!(*´ω`*)

やまたんが、言った。「この坑道に、風を取り戻す」

風の中のす~ばるー♪砂の中のぎ~んがー♪♪


     

徐々に拡大……


ヘ~ッドラァイ♪テ~ルラァーイ♪た~びはーまだー終わらなぃー♪♪(よい子とよい探索者は絶対マネしちゃダメダメ)

しかもわざわざ斜面に三脚立てて開通記念自撮り(爆)


反対側より。


で、ここどこ?(;・д・)
広場に出ました。


すぐ右側には斜坑が。


広場の奥のほうには……なんかある。


これはどこかで見たような……ハッ!そういうことか!∑(OωO )


そういうことだったんだな!これは超有名ブログ「南紀の山のどこかで」様で紹介されていた、看板みたいな遺物だ!

ということは、こっちからも脱出できる。地図「7」の空間でした。
       


脱出ルートは置いといて、斜坑をのぞきます。こわこわ。


壁面には丸太の壁の跡が。壁面……?


はい降りちゃいました(^_^;)
足場の一部だった丸太には釘も残っています。ってかよく片側だけで空中に残ってるわ!


慎重に下を目指します。粘土が流れてるから、横穴があるっぽい。


やっぱり横穴がありました。地図「8」の場所。

右を見ると崩落した坑道が。大きな支保工が「ペキッ」ってなってます(||゜Д゜)


正面の天井には亀裂が!これは……岩盤剥がれかけ∑(OωO; )


ってか足下剥がれた岩盤だし((((;゜Д゜))))
これは死んじゃうかも、いや死ぬだろ!


粘土の斜面を回って、もう一本の坑道へ退避。この先には何が……。


竪坑ある!けど先もある。


無事に渡りきって一枚。竪坑みたいな斜坑でした(よい子はマネしちゃダry…)


渡りきってもう一枚。


すぐに外に繋がってました。ここどこ?


周辺を探索して、すぐに「南紀の山のどこかで」様の発見された坑口の北北東側だと分かりました。地図「9」。

斜坑を降りる前にスコップも三脚も置いてきたので、「南紀の山のどこかで」様が発見された坑口から駆け上がります。もう日没で薄暗い!地図「10」

この先にゆるい斜坑があって、すぐに看板の広場に戻れました。装備も回収して、無事に最初の坑口から出抗、下山しました。坑内滞在時間は3時間。

最初の坑口の大きさのわりに小規模な坑道かと思いきや、予想外の繋がりがあって大冒険になりました(*^-^*)

危険行為やや大盛りですが、また一つ新しい経験にもなりました。今後も時期は未定ですが、新たな坑口の捜索を行う予定です。最後までご覧頂きありがとうございました。山の神様もありがとうございました(^_^)/

6 件のコメント:

  1. すごい冒険されていますね。それに比べて、
    看板ひっくり返して遊んでいただけの私って一体…。

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    1. 〉別のエクスプローラー さん
      いえいえ、埋没を見ると掘りたくなる病気でして(^_^;)
      看板のひっくり返った板、元に戻しておきました(^_^)/

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  2. 紀伊半島が好きだったり大阪在住だったりする者です。
    本日、北口、探索させていただきました。大空洞、感動です。
    2のやまたん穴も通過させていただきましたよ!看板は更にひっくり返しておきました!

    8の竪坑を潜るは無理でした…。やはりお頭のおネジがお緩み
    あそばされているのでは…(褒めてます)


    さて、4の下層開口部は、アスファルト道路からアクセス可能でした。
    ただ、ゴミ溜め状態でゲンナリでしたよ…。

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    1. 〉baronatheroma さん
      探索お疲れさまでした。私が掘った穴も活用して頂いたようで、嬉しいです!看板もしっかもてあそばれているようで(笑)

      ネジ、かなり緩んでます☆

      下層開口部の発見おめでとうございます!しかし、ゴミありましたか~……。

      もう、大阪へ戻られたのですか?それとも、もしかして別の坑道探索へ?

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  3. なにぶん、バイクしか持っておりませんで、
    (市内で駐車場とか上級国民様しか無理です…)
    明日は雨とのこと、串本で伊勢海老丼食って帰宅しております。

    高津気古隧道の再開削事業も見学させて頂きたかったです。。。

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    1. 〉baronatheroma さん
      そうなんですね。
      古隧道も、またの機会にぜひ!高津気での作業は中断状態ですが、代わりに円満地周辺で別の坑口が無いか捜索して来ます(^_^)ゞ

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