2017年11月10日金曜日

那智勝浦町大野の廃鉱山

本日は那智勝浦町大野、円満地公園付近の廃鉱山へ行ってきました。お食事中の方は閲覧ご注意ください。
(一部暗い写真は、モニターの明るさ調整をして頂くと見やすくなるかもしれません。)

先駆者さまのブログ「南紀の山のどこかで」
http://blog.livedoor.jp/panda333011/archives/8432786.html
を参考にさせて頂いております。ありがとうございますm(_ _)m


円満地公園へ向かう川沿いの道。気持ちのよいお天気とは裏腹に、自分が数十分後に暗い穴の中ですることを想像すると、少し気が沈みます(^_^;)


途中の道ばたにこんなものが。
「君たちは、この世の地上で私を最後に目撃した者となるかもしれない」なんつって。


 で、やってきました坑口。実はここに来るまで隣のズリ斜面を直接登ってて(しかもハシゴ担いだまま)、坑口が見つからずに少々体力と時間を消耗しています(汗)


 坑口からのぞき込む坑内。幅3mほどの広い坑道で、目立った崩落もありません。平で歩きやすいです。


 ここで左右と正面に分岐する十字路。奥にコンクリ巻の坑門が見えています。


 分岐の右側。下から上までシュリンケージみたいに掘られていて、通行不可です。

すぐ先にズリが乗った足場がありますが、その先も掘られていていて島になっているので、あまり渡る意味がなさそうです。


 分岐の左側はすぐに斜坑があって、分岐右の下のほうに繋がっているようです。こちらはギリギリ壁沿いのズリに乗って渡れました。

写真は奥から十字路を見る方向です。


 上のほうに明かりが見えたので、地表に貫通しています。また、左上にも横穴があって、ハシゴかけて足場の坑木を慎重にずらせば入れそうですが、今回はパス。


 十字路を正面に進んで、問題の竪坑前に来ました。「南紀の山のどこかで」さまの記事通り、ほとんど道幅いっぱいに幅3,5×奥行き2mくらいの広い穴が開いています。小石を落とすと約3秒で衝突音が。深さ40mくらいか?

さらに周りは残骸だらけで穴のふちがよく分かりません。最初は残骸をどかしてハシゴを…と思っていましたが「これは厳しいですね~。」

で、少し考えて、渡る方法を見付けました。しかし、失敗したら確実に死ぬのと、その場合迷惑が掛かる人々のことを考えること10分ほど。

「落ちたら、痛いだろうな……(・ω・`;)」

「探しに来る人もいないだろう…(´;ω;`)」

「今までの私の人生、ありがとう…みんなみんな、ありがとう…………(*´▽`*)」






…… 結局渡るww。誰も真似しないと思いますが、危ないので方法は伏せておきます(^_^;)

そしてついに坑門の前へ。ここから、総延長数キロにも渡る未知の長大坑道への旅が始まる!(かも?)と思うと、ワクワクドキドキ(*^-^*)


 はやる気持ちを抑えて、まずは振り返る。坑口の明かりが見えます。地上よ、しばしの別れだ。ついに本物の地下へ!いざッ!!


おぉ、坑道のサイズが大きくなったぞ!次は何が……


 ……う……うぷっ!!おええ゙ぇーー!!!
こんな大量のコウモリの落とし物は、初めて見た…il||li (OдO`) il||li


 はぁ、はぁ…行く手には低いコンクリの壁が。


 大きなカマボコ型の部屋(幅10m×奥行き8m×高さ5mくらい)になっていて、隅の方にガラス片。


 木箱。


 コンクリ導水路?
この部屋は行き止まりだ。どうなっているんだ?長大坑道はどこに?

そして振り向くと……。


 入ってきた時は気付かなかった上への坑道が!何なんだこれは!!


 崩れないか確認して、コンクリ階段を上る。階段の頂点から振り返ったところ。


 ここもコンクリ巻きで、隅に木製の階段が。でも、腐ってるから使えない。ステップとステップの間のズリ部分に足を入れて、慎重に登ります。階段を壊さないようにゆっくり、ゆっくり…。


 途中でコンクリの台座が見えてきました。


 台座は2組。


 途中からコンクリ巻は終わって、岩肌に。大きな断面です。通過した坑門を上から見下ろす。


 一番上は行き止まり。ここも部屋。突き当たりの壁には碍子(がいし、電線張る時の絶縁支持部品)がきれいに残っています。


 坑内できれいに残ってる碍子は初めて見ました(^o^)


 天井には中央に鉄骨が1本。さらに坑木が屋根のように。


 そして床には竪坑。
分かった!これは竪坑エレベーターの最上部だ!(…と思います(^_^;))
たぶんここに滑車があって、さっきのカマボコ部屋にワイヤーのドラムと運転台があったのかも。


 深い深~い竪坑。下の階で渡った竪坑と一直線です。底まで光が届きましぇん。怖いよー(T_T)


 カマボコ部屋に戻ってよく観察すると、銭湯の湯船みたいなコンクリの中央を仕切る壁に、円形(の一部)のくぼみが。やっぱりここにドラムがあったと思われます。

湯船が2つ、斜面の台座も2組、竪坑も横に広いので、エレベーターには2基のケージがあったとも思われます。こりゃ本格的じゃ!(;゚д゚)


 帰る途中で気付いた骨。先駆者さまの記事にもあったものですね。


 なんだろう?犬とか?シカか?ずいぶんアゴが尖ってんな。

帰宅後にカキカキφ(._.)
こういう形だったんだな。右下が坑口。山の断面図、みたいな。絵の具で色着けたら分かりやすそう。下手ですんませんm(_ _)m


 結局使わなかったハシゴを担いで帰るとこの自撮り(笑)

長大坑道には至らなかったものの、大満足お腹いっぱいの探索でした!

2 件のコメント:

  1. あの竪坑を越えたのですか!スゴイ、でもどうやって…?
    ①木材を橋代わりにして渡る(本命
    ②気合でジャンプ(4回転トゥループつき
    ③やっぱりハシゴ、百人乗っても大丈夫

    返信削除
    返信
    1. 〉別のエクスプローラー 様
      最初は③にしようと思ったのですが、落ちてきた木材が激突したであろう穴のふちの強度が不明だったので、左側の壁ぎわを「4つ足モード」で通過しました(^_^)/

      私の運動神経で②をすると、たぶんジャンプ直前に「あッ!(≧∇≦)」って滑って地下行き1500年になると思います(^_^;)

      削除