2018年1月11日木曜日

円満地鉱山の坑口~捜索編~

仕事もようやく忙しいとこを抜けて、昨日は久々に山へ。やって来たのは那智勝浦町大野、円満地公園です。以前に探索した坑内巻室の跡がある坑道とは別の坑口を捜索します。

まずはこの場所へ。一見ただの水路ですが、何となく気になったので入ってみると……

コンクリ巻きが途中から素掘りになっています。坑外左の石垣模様の部分は平成6年の竣工プレートが付いてますが、こっちのコンクリの型枠跡は細い板を沢山並べてアールをつけるタイプで、古い工法のように見えます。

足下には水が流れていますが、ドリルビットの貫通跡や電線か何かを繋いでた跡、支保工っぽい坑木も残っていて、造りは坑道そのものです!出口は予想が付きますが、途中で分岐が無いか気になります。

しかし、今回は坑口捜索が主目的なので、ここで引き返して外へ。

林道のすぐ横にある坑門。内部はすぐ土砂で埋まっています。小坂方面へ抜けてから市野々の選鉱場へ通じる通洞坑ではないかと思われます。崩落してるなら天井に隙間があるのでは?と思い、上に登ってみると……

軽乗用車1台分くらいの陥没地の隅にこぶし大の穴が。入れません(T_T)

でも、ぶち抜くことはできるよ(≧∇≦)b

陥没地から斜面を登って行くと、岩を削って造った階段が。ここまでシダが密生していて、階段のエッジで滑って初めて存在に気が付きました。いつの間にかルートが階段の上に重なった模様。

階段は右に折れて、石垣の間に続いていました。このシダの下にも階段があります。鉱山操業時の構造物かな?

上には広場、中央にもう一段高い石垣が。階段も付いてます。もしかしたら小規模な神社の跡かも知れません。

こんな感じの場所でした。

付近には石の桶みたいな物が。よく神社でひしゃくが置いてある物のようにも見えます。

神社跡(?)を右へ進んで斜面をジグザグに進んでるうちに遊歩道跡に出ました。しばらくたどってみます。

だいぶ登った所で左側に穴が。これは…アカンやつや!うっかり落ちたら死ぬ(かも?)穴ですね。手前には柵の跡があるけど、すでに機能していません(;・д・)

よく聞く「山には古い穴がいっぱいあるから、不用意に入ってはいけません」の穴ってのは、こういう穴のことですね。

深さ10mくらいかな?斜面にあるのでうまく近づけない(ってか近づくなw)。下から掘って来たのか、上から掘ったのか?

左下にさっきの穴、中央に遊歩道跡、右上にも穴。穴は繋がっていて、遊歩道はその上をまたいでいます∑(OωO; )

これは鉱山跡を見せる為の遊歩道だったのか!?この傾斜角だと下りがかなり危険です。またいでる部分がいつか崩落するかも知れないし……。造られた経緯や、どのくらい賑わったのか知りたいです。

遊歩道はそのまま山頂付近へ。山頂は遊歩道とは繋がっていませんが、地面にはよく道路にある鋲が打ってあります。


山の東から登って、西へ降りてきました。こっちにも遊歩道跡が。一人ローラー作戦は、山を手前から登って向こうへ降りて、向こうから登って手前へ降りて、の繰り返しです(´Д`)


河原沿いに建物跡。鉱山関連か?なにかヒントが無いか探してみると……


緑色の、瓦のような材質の何かが1個落ちてました。途中で折れています。他にはレンガが数個。


さらに進んで桜公園付近。斜面から錆びた鉄のニオイが。手前のドラム缶みたいなゴミではなく、もっと沢山の鉄のニオイ。全速前進!


坑口発見!!


幅1,5m、高さ2,5mくらいかな。しかし、今回はやっぱり坑口捜索が主目的、入らないです。ここは桜公園から近いので、もしかしたら他にも入った人が多数いるかもです。

坑口の捜索ではかなりアップダウンを繰り返してたくさん歩くので、なるべく装備を軽くしています。その為、坑内用ライトや予備電池、三脚なども持っていません。

しかも時間が掛かるので、坑内探索に掛かる時間も考慮して、基本的に別々の日に行うようにしています。

 このあとさらに建物跡、橋の跡などを見て、川を渡って寄り道。コンクリ吹きつけ面の亀裂から銅が流れています!ここは有名かも。

 前の写真の左下の剥離面にも。

少し上流でまた川を渡って杉林を進むと、壊れかけた祠が。枝を除去しようとしましたが、しっかり生えてて断念。ここからまた斜面を登って尾根を越え、ジグザグしながら最初に登った方へ降りました。

さらに向かい側の斜面も登ったりしましたが、今回の捜索はここまで。いずれ坑内も探索して、改めて投稿します(^_^)/

オマケ写真、帰りに通った妙法鉱山選鉱場付近の「鉱山橋」かなり気になります(*´▽`*)






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