2018年4月1日日曜日

那智勝浦町川関の廃鉱山~ぷりんぷりんの恐怖編~

攻略編の続きです。

斜めに広いホールの分岐、まずは左奥へ。

写真だと分かりづらいですが 足跡が。過去の先駆者か、それともまさか坑夫さんの?

 そして天井は…これはッ!
「差矢」です。実物は初めて見た!!これでこの坑道の見学価値が急上昇です。マニってますねぇ~(笑)

「差矢」の図。資料より引用。崩れやすいとこや、一度崩れて埋まった坑道を掘進する時に、予め手前から矢板をぶち込みつつ、その下を掘っていく為の支保工だとか。崩れやすい…(^_^;)

足跡が増えてきました(*^o^*)

 途中に斜坑。分かりやすくてまだ安全です。

 さっきから「ザーー」と音が聞こえていましたが、ついに水没区間が見えてきました。

 この区間の出水は多い、というかシャワーみたいに天井全体から降ってきて、あっという間に肩や背中がベタベタに(´・_・`)

 水深はまだ大丈夫です。

 左下にまた斜坑。瓦礫のダムに遮られ、あふれる水が斜坑に流れ込んで滝になっています。

 生き埋めスイッチもいっぱいあるし、慎重に進みって、「わぁあーッ!スイッチONッ!!!」













……しそうになりましたが、何とか体を捻って回避!何が起きたのか説明すると、深さ30cmほどの泥の下にゴムボールのような「ぷりんぷりん」した何かがたくさん隠れていて、滑って外側へ転倒しそうになったのです。

もうちょいでスイッチONtoテコの原理発動で、岩落ちてくるとこだった(汗)

更にその左側は水が流れる急な斜坑、スイッチ回避しても着地場所が悪ければ、頭から放り込まれるとこでした。

見えないぷりんぷりん+生き埋めスイッチ+流水斜坑のトリプルトラップです。初めて死ぬかと思った((((;゜Д゜))))

「死の踊り」そんな言葉が脳裏をよぎりました。

 ようやく落ち着いて進行。少し先でズリダムと胸まである水没&泥(と多分ぷりんぷりん)によって阻まれました。まだ奥深そうですが、ここで反転。この経験はノートにしっかり書き込まれます。

 ホールに戻って来ました。今度は右奥へ。こっちにはいったいどんな魔物が……。

と思いきや、こっちは普通。乾いていて快適です。

 やがて右上からのズリを押さえる坑木が崩落し始めて、

すぐ先で崩落閉塞でした。鉱脈に沿って右上に掘り上げたようです。

 ホールに戻って来ました。ぷりんぷりんに踊らされてだいぶ精神を患ったので、これで帰ろうかと思ったのですが、右後ろ上の小道が呼んでるような気がして…。

 登ってみることに。

 4mほど登って穴に入ると小部屋があって、左に小さい穴が。軍手は大きさ比較用。この小部屋自体も坂になってます。

 小さい穴を覗くと左右にすごく狭い坑道が続いていました。これは狸堀です!

 小部屋の先は狭いT時路に。足元には坑木が並んでいますが、まさか下は空洞かな?

右へ進むと行き止まりですが……

 はしごさんっ!こんな所にいたんですね(*´o`*)

T時路に戻って左へ進むと十字路が。写真はその左側、竪坑の先に狸堀坑道が続いていて、さっきの小部屋まで繋がっているようです。

 十字路右側は下り坂&右カーブして、竪坑のある小部屋に出ました。こちらも行き止まり。埋まりかかった狸堀とかもあって、もう迷路状態で説明が難しいです(^_^;)

そして十字路の正面は、さらに小断面の狸堀。高さ1mもないです。

これはどうするか?行くか?入ったら方向転換できなくなるぞ。

 結局行く。太ももが胸に当たるほど腰折れ状態でズリズリ進みます。ケツが天井に当たってるし、ヘルメットで前見えないし(汗)

水さえ無ければ這って行くのですが。
こぽこぽゴボッ!……あれ?

「………………(OдO`)」

 …………ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ…

…ジュポッ、ジュ、ザブ……ザブザブ…

「…………………。」

 ザブザブ、ザブザブ、ザブザブ……

狸堀は行き止まり、水深は太ももまで、ケツも濡れて反転します。行き止まりに植物の根っこがあるので、地上に近いのかも。

生還して、カキカキφ(._.)
今回の探索は、普通の坑道の上に江戸時代っぽい坑道が残る不思議な穴でした。やまたん、時代をさかのぼる。これも穴探索の魅力の一つですね!

 ついでに上の方で先駆者さまが発見された穴を見学。

 その右奥にもう1個。すぐ行き止まり。

 その下にもう1個。こっちも行き止まり。

平場でカラミ発見!金属音がノミの音みたいで良い!

今回の探索は以上です。最後まで閲覧ありがとうございますm(_ _)m

4 件のコメント:

  1. 奥熊野のホーリー2018年4月6日 12:28

    Σ これがエクスプローラーというモノかっ…!!

    年度異動やらのドタバタが抜けて、お昼休みに覗いてみたらば。
    番組一本作れるような探検記とか、もうこれは(汗)。

    > …………ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ…
    のところの画像とか、逸品だと思うのですよ。
    この水面の網の輝きの中をですね、すぃ~っと謎蛇が泳いでくる絵面が浮かびました(ノω\)キャッ

    閉所恐怖症のケがあるホーリーさんは泣き叫ぶ自信があります(ノД`)
    地の底、はしごさんと一緒に抱き合って眠るんや…

    いやぁ、それにしても竪坑も結構な数が範囲内にあるものですねぇ。
    無事に生還、おめでとうございますっo(`ω´*)oガッツダゼ

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    1. 〉奥熊野のホーリー さん

      お仕事お疲れさまです。
      網目はフラッシュ焚いた写真だからこそですね!肉眼では見えませんでした。謎蛇…山の神の化身!?(;゚д゚)

      最悪の場合、はしごは投棄してでも生きて出てくるつもりです。一緒に眠ることの無いように気をつけます(^_^;)

      今の所、生還しています。ありがとうございますm(_ _)m

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  2. あの竪坑の先に本当に行ってしまうとは…。
    とにかくご無事で何よりです。

    今回はかなり内容の濃~い探索になりましたね。
    ぷりんぷりんの正体は何だったのか…。
    もしかして…スイッチONしちゃった先駆者の○○○だったりして?

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    1. 〉別のエクスプローラー さん
      やはり行かねば気が済まないもので(笑)奥に珍しい物が残ってるかもですし。

      先駆者の○○○って……(;゚д゚)
      怖すぎDeath。直前にあった足跡が気になりますね~。
      今の所は無事ですが、近く天満の地中の谷に大阪の方とトライすることになりまして(よかったら一緒にどうでしょう?)。逝ってまいります(^_^)ゞ

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